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プラダを着た悪魔
仕事を通して自身が成長していくという話に好感が持てる。
もちろん映画に出てくるおしゃれな服はみんな素敵で見どころ満載だし、
ファッション雑誌とファッション業界トップの、
華やかさと厳しさを十分感じることができ、とても面白かった。
あらすじ
ジャーナリスト志望で特に服装に関心がなかった女の子が、
権威あるファッション雑誌編集長の、第2アシスタントとして働き始めた。
ダサイ格好と皆から馬鹿にされつつ、
編集長の様式に合わせた事細かな雑事をこなすのに、四苦八苦。
泣きべそかきながらも、仕事の厳しさを知り、頑張っていくうちに・・・
ヴォーグの編集長のアシスタントを務めたことのある
女性が書いた同名小説の映画化。
私はおしゃれにあまり興味がない。
なので高い服などほとんど買わない。
40%オフバーゲンで6000円のポロシャツを買ったら、
もったいなくてなかなか着られないほどである。
この映画の主人公も、
最初のうちはダサイ服装によって、お笑いぐさとして馬鹿にされる。
しかし、郷に入りては郷に従えの言葉通り、
彼女は新たな仕事を一生懸命こなしていく。
予告などでは、鬼編集長が無理難題を
嫌がらせのように押しつけるのかの印象だったが、
観てみると、嫌がらせというより、
上に立つもののわがままという感じ。
確かにいつ何時呼び出されるか
分からないのは堪忍して欲しいと思えるが、
トップに立つものなら、この程度は当たり前のような気もする。
だから、仕事をスムーズにこなすための様式にこだわる、編集長の描き方、
仕事に対する厳しさの描かれ方も現実味があって良かった。
もちろん演じたメリル・ストリープの貫禄もすごい。
しばし働くうちに、優しいデザイナーの手を借りて、彼女は大変身。
ファッションショーの始まりってな感じで、
DVDじゃないと全部見られないほど、たくさんの服が出てきて、
とても華やか。
スタイルがいいといいねえ、何でも似合って。
さて、主人公が直面する困難は、
最初のうちは編集長によって与えられたものだったが、
次第に自身が判断を迫られる困難になってくる。
その自身の問題も解決したいが、
彼女の見る世界はどんどん広がっていくという、
そのギャップがなんとも魅力的。
まあ、この映画では妥当なところに落ち着いているが、
そのもって行き方は秀逸だし、
仕事をしていたら華やかな場所で活躍してみたいという、
憧れをうまく表していると思いました。
何と言っても、パリは華の都ですから。
そしてラストにかけての駈け引きも面白く、
最初から最後まで面白く見ることが出来ました。
私はこういった仕事の裏を描いた映画が好きなので、
もっと出来ないかな。
監督は連続テレビドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」で人気を博した
デヴィッド・フランケル。
出演
メリル・ストリープ
アン・ハサウェイ
スタンリー・トゥッチ
エミリー・ブラント
2006・アメリカ・110分