エアフォース・ワン 97・米・124分
(出)ハリソン・フォード

大統領専用機エアフォース・ワンに、ロシアのテレビ局員と偽ってテロリストが6人乗りこんでおり、大統領を人質に取ろうとした。大統領はつかまらなかったものの、家族が人質として取られ、それを助けるためベトナム戦争の勇者だった大統領が反撃を開始する。

話の設定にきついものがあるし、内容はありきたりだが、それなりに迫力はある。やはりどこかに閉じ込めるのは、迫力あるものができる。








永遠と一日 98・ギリシャ・134分
(監・脚)テオ・アンゲロプロス

詩人の男が、町で出会ったアルメニア難民の少年を国境まで届ける旅に出る。

静かで詩的な映像が美しい。後半少々意味不明な点があったが、人生を感じさせる詩人の姿がとても良かった。








英国式庭園殺人事件 82・英・108分
(監・脚)ピーター・グリナウェイ

大きな庭園のある館の絵を12枚描くことを依頼された画家は、依頼者である夫人と親密になるという条件を入れて契約を結ぶ。そして絵を書き始めたところ、前日には無かったものが置いてあるのに気付き、それも絵の中に書き加えるのであった。

何かが起こっているようなのだが、登場人物のはっきりとした意図や問題が解決しないまま終わってしまうので、消化不良の感を受けた。また裸の人は一体何者なのか意味不明。殺人事件のタイトルは英語の原題にはないが、殺人事件とつけるとどうしても謎解きミステリーを期待して借りてしまうのが人情で、それを期待すると外します。映像は美しいし、会話のテンポも良い。








エイミー 97・オーストラリア・103分

歌手だった父の死がショックで、言葉を話せなくなったエイミーが、引越し先の近所に住むおにいちゃんのギターに合わせて歌い出した。彼女は歌を通してのみコミュニケーションを取ることが出来るのであった。

ドラマたすミュージックたすミュージカルといった内容で、ドラマの方はなんでもありあり。歌は良い。それだけが救い。








エイリアン 79・米・117分
(監)リドリー・スコット、(出)シガニー・ウィーバー、トム・スケリット、ジョン・ハート、イアン・ホルム

鉱物を運んでいた宇宙船が謎のシグナルを受信し、その調査のため未知の惑星に降り立った。そしてそこで隊員が謎の生物に襲われた。

謎の生命体から襲われるというホラーの中では最高峰の出来。襲われるのが分かっていつつ、そこいっちゃダメーと思いつつ、ついつい見てしまう。猫は余計だが。









エイリアン2 86・米・137分
(監・脚)ジェームズ・キャメロン、(出)シガニー・ウィーバー

前作でただ一人生き残った女性が、今回は謎の生命体を殲滅にいく部隊に加わって、化け物退治する。

今回はエイリアンとの対決が主のバイオレンスアクションっぽい内容で、そもそも何でまたのこのこついて行ってしまうのか、余程のマゾとしか考えられない。ただつくりは素晴らしく、圧倒する迫力がある。しかし、こんなにエイリアンって弱かったのかとちょっと残念にも思えた。







エヴァの匂い 62・仏・112分・白黒
(監)ジョゼフ・ロージー、(出)ジャンヌ・モロー

新進作家の男が一人の魅惑的な女性と出会った。彼女は縛られることが大嫌いで自由に生きているのだったが・・・

最初と「なんて美しい風景なんだ」、という場面は良かったが、当の女に関しては全く興味が沸かないし、そんな女に振り回されれる男にも興味が沸かなかった。










エクソシスト 121分・73・米

少女に取りついた悪魔を祓うため、悪魔祓いの専門家を雇った。そして悪魔との死闘が始まった。

緊迫感があり出来自体は良いのだが、悪魔をどうとらえればいいのか戸惑った。頼んだ悪魔祓いの人をおいて、そそくさ逃げる母もかなり怖い。






エーゲ海の天使 91・伊・90分

ギリシアのエーゲ海に浮かぶ小島に数名のイタリア人部隊が流れ着いた。戦争かと逃げていた島民もやがてイタリア人と仲良くなるが、その平穏も長く続かなかった。

鉄砲を撃つ場面それぞれで興ざめしてしまう。それに大した事件が起こるわけでもないし。海はきれい。







Xファイル ザ・ムービー 121分・98・米

テキサス州で消防士が変死する事件がおきた。それを追っていた捜査官が、謎の生命体に関する政府のトップシークレット情報に近づいていった。

つくりはぼちぼち。ただ一人で問題を片付けようとする登場人物の動きが不自然に見えたが・・それを言っちゃダメか。また病原菌が人体に侵入していくところは良いのだが、何で成虫になると宇宙人に?







悦楽晩餐会・または誰と寝るかという重要な問題 96・独・114分

とあるレストランに集まる客と従業員の姿を描く。

最初の会話で危険な香りがしたが、肥溜めに足を突っ込んだかのようなクソ映画。登場人物に全く興味が持てない物語展開にうんざり。タイトルにも腹が立つ。







エステサロン ビーナス・ビューティー 99・仏・105分

エステサロンに勤める女性の恋を描く。

アメリちゃん(オドレイ・トトゥ)が出てきてその後の展開に期待したのもつかの間、中盤から登場人物に殺意を抱く展開。終わりに願いが通じたのかピストルを持った女性が出てきたものの、妙なところに向かって撃ってるし。とほほ。







エドワード II 91・英・90分

ゲイに対する偏見を批判した作品らしい。

理解不能だった。








エネミー・オブ・アメリカ 132分・98・米
(出)ウィル・スミス、ジーン・ハックマン

久しぶりに出会った学校の同級生が、その僅かあとに交通事故で死亡した。その後、国の機関の者が彼の周りを調べ始めた。一体何が起こっているのか分からなかったが、一本のビデオテープがことの発端となっているのを知る。

国家の通信傍受がどの程度許されるか、という少々お堅い問題からうまく話を進めている(その問題自体は論じていないが)。ちょっとやりすぎと思えるところもあるが、逃亡シーンから終わりまで一気に見せるところは上々の出来。







エビータ 135分・96・米
(出)マドンナ、アントニオ・バンデラス

貧しい生活から抜け出すことを夢見る女性が、タンゴ歌手としてさまざまな男性と付き合いながら、ついには有力軍人の夫人となり政治にも影響力を発揮するようになる。

ほとんどがミュージカル仕立てで、歌いながら話は進んでいく。しかし話の筋と歌詞の単調な暗さが、きっちりして貫禄のあるつくりの割にこの映画をさえないものにしている。








エピデミック 伝染病 87・デンマーク・106分・白黒

ヨーロッパに伝染病が広がったという内容と、その脚本を書いていた監督と脚本家という二つの世界を織り交ぜながら物語は進んでいく。

話が分かりづらい。始めのうちは脚本の中の映像が多いのだが、後半はなくなってしまうので、中途半端。文通で知合った少女と母親のところも、話をややこしくするだけ。最後も意味不明。








エリザベス 98・英・124分
(出)ケイト・ブランシェット

エリザベスI世の権力を確立するまでの物語。

衣装、セットなどの映像は美しくて良く、中身もきちんとしているのだが、単なる時代モノと言った印象を受けた。エリザベスがどんな人か分からないし、周りにいる人も特徴がなかった。







エル・シド 61・米・172分

11世紀のスペインの地に他民族が攻め込んできた。その危機に一度は国を追われたエル・シドが国を救うためたちあがった。

大河メロドラマ。歴史色はあまりない。エンターテイメントとしてお金をかけてあるから、ぼちぼち派手に出来ている。







エル・スール 南 83・スペイン・94分

スペインの田舎に住む少女が、家族を残して家を去った父の思い出をたどっていく。

スペインの政治対立に揺さぶられる男と家族の姿を描いている点は良いのだが、ほとんどが普通の家庭の生活の場面だから、地味な場面が多い。また感情の表し方も地味。それが悪いわけではないが。












エル・マリアリッチ 92・80分
(監・脚)ロバート・ロドリゲス


盛り場でギターを片手に歌を歌い生活している男が、ある町に流れ着いた。そしてその町で殺し屋と間違われてしまう。

新薬の臨床試験のバイトで得た7000ドルを制作費に充ててつくった、ロバート・ロドリゲス初監督作品。思いっきりB級だし、内容自体も特別なにが良いというほどでもないが、それなりに退屈せず見られた。まあ、ツッコミどころはあるけどね。
バンバン銃撃戦をやっていて香港映画なみだが、メキシコが舞台で、あの程度の銃撃戦があっても不思議な気がしない点は利点です。











エンド・オブ・デイズ 99・米・122分
(出)アーノルド・シュワルツェネガー

ボディガードをしていた男が、神父が犯人という狙撃事件を目撃した。不可解に思って調べていくと、世紀末を前に巨大な悪が世に出ようと動き出していることを知る。

びっくり系アクション映画。なぜ主人公が戦うのかよく分からないし、話の内容もたいしたことないが、映像の派手さでそれなりに見られる。







エンド・オブ・バイオレンス 97・独・122分
(監)ヴィム・ヴェンダース、(出)ガブリエル・バーン、アンディ・マクダウェル、ビル・プルマン

防犯のための衛星監視システムを開発している男が、有名映画プロデューサーが関わった殺人事件のことを調べはじめる。一方行方知れずとなったプロデューサーの妻は、彼に代わって仕事を始める。

何かが起こって、どのように物語が展開するか分からない映画が好きだが、この映画もそんな映画。ある事件を軸に直接会話を交わすことの無い二人の男が描かれている、という構成がそれを可能にしているのだろう。







エントラップメント 99・米・113分
(出)ショーン・コネリー、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ

凄腕の美術品泥棒を捕まえるため、美人保険調査員がおとりとなって泥棒のパートナーになった。そんな彼女の腕前を試したあと、彼女も驚くほどの計画を練っていた。

最後のアクションがもうちょっと迫力あれば良かったのに。そのほかはまずまず。キャサリン・ゼタ・ジョーンズが綺麗だから、星半分追加した。