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善き人のためのソナタ
06・ドイツ・138分
(監)フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナーウルリッヒ・(出)ミューエ 、マルティナ・ゲデック 、セバスチャン・コッホスマルク
東ドイツで共産主義に反対する人を監視していた男が、劇作家と女優が一緒に住む部屋を盗聴し始めた。彼は次第にこの二人に関心をもちはじめ、劇作家の企てに目をつむるのであった。
今年のアカデミー賞外国語映画賞受賞作品。
東ドイツの監視体制を描いていて、当時の様子が伝わってくるし、最初のうちは尋問のことについて細かなことまで描いてある。また話がすっきりしていて、素直にハラハラしてしまうのは、やっぱり題材がいいからでしょう。以前東欧でつくられた当局から逃れるという話の映画も、ハラハラしたからね。
この作品は劇作家と女優が監視される側で、一般の人ではないが、そういう人たちは一般の人とは違った苦悩を背負って生きていかなければならなかったのも良くわかりました。賞をもらったのも納得の出来です。
恋愛睡眠のすすめ
05・105分
(監)ミシェル・ゴンドリー、(出)ガエル・ガルシア・ベルナル、シャルロット・ゲンズブール
長らく別々に暮らしていた母の誘いでパリにやって来た男が、隣のアパートに引っ越してきた女性に恋をした。しかし、その男は夢と現実をごっちゃにする悪い癖があるのであった。
夢を現実に織り込んで自由に物語が展開していくのかと思いきや、出だしから安っぽい。また、夢の持つ幻想的な部分とはほど遠い場面が多く、主人公の男もどちらかというと支離滅裂なだけという印象がするのは、夢と現実が融合する、その使い方がぐちゃぐちゃになっているのもあるし、夢の映像がなんとも安っぽくて陳腐なせいもあるだろう。また、男の変な妄想が、女の子にだけ見えるという特別な感じをもう少し強調しても良かったような気がする。
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