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カンバーセーションズ
05・英・84分
(監)ハンス・カノーザ、(出)ヘレナ・ボナム=カーター、アーロン・エッカート
若い頃付き合っていた男女が久しぶりに再開した。そして昔のことを回想しつつエッチしちゃうのであったが、やっぱり昔とは違うのであった。
おととしの東京国際映画祭の作品だから、ずいぶん前だね。
画面を2分割して二人を追いつつ、時には過去の映像を一方においたり、角度を変えてみたりと、変わった趣向を凝らしている。観づらいかなあとおもったが、そういうことはなく、反面2分割するという趣向がなにか特別な効果を上げているという感じでもなかった。
話の内容は少々ウダウダしているし、三十後半の男女の話であんまり興味が持てませんでした。また、ヘレナちゃんの魅力が観られるかなあと思っていたが、傷だらけだし、冷めてるので、男の方が未練たらたらなのがちょっと納得がいかない。若い子の方がいいやなんて思ったりして。
キトキト!
06・109分
(監)吉田康弘、(出)大竹しのぶ、石田卓也、平山あや、井川比佐志、尾上寛之、伊藤歩、鈴木蘭々、光石研
高岡近郊に住む母は元気者だが、その押しの強さがあだとなり、長女と長男が東京で一旗あげると家を出て行った。そんな子供が心配でたまらなかったが、彼女自身も再婚相手を見つけて再出発しようとしていた。
私は富山県出身なので、観てきたよ。
予告編は地味であんまり期待出来ないと思っていたが、最初から大竹しのぶ演じる母が頑張っていて、元気良く話は進むし、富山弁というか高岡近辺の富山弁がコテコテに使われていて、なかなかいいです。ちなみに、最初から、”だら”という言葉が連発されていて、東京で言うと、馬鹿というほどの意味です。
最初のうちは富山だけだが、ちょっとすると息子が東京に出てホストになるという、少々ベタベタな話になってしまうのだが、まあそれでもツボを押さえた話の内容というか、田舎ものが東京に出てがんばるという、親近感の沸く話の内容だし、家族愛という中心もしっかりとしているので、ほのぼの話としたら悪くなかったです。いろいろな出来事を詰め込んで、出来過ぎのお決まりパターンって感じもありますが、そこらは大目にみてあげて下さい。
客はそんなにいなかったが、ぼちぼち泣いている人もいました。みんな富山出身の客だったりして。
タイトルのキトキトは、キトキトの魚(活きのいい)、とかいう風に使うらしいが、富山でも宣伝以外あまりつかいません。
それにしても、富山の映画って、高岡氷見が中心のものばかりだね。富山市は普通の県庁所在地で面白味がないのかも。
クロッシング・ザ・ブリッジ 〜サウンド・オブ・イスタンブール〜
05・ドイツ、トルコ・92分
(監)ファティ・アキン
イスラムと西洋の音楽が混ざり合うトルコの現代音楽事情を描いたドキュメンタリー。
最近は、アメリカはもちろん、日本の歌事情にも疎い私がトルコの音楽事情を知ってどうするの?という感じだが、異国を旅するような情緒を感じることができる場面もあった。やっぱり音楽の力はすごいと思うのだが、この短い間で描けるくらいだから、トルコの音楽はまだまだ発展途上だし、規模も小さいので、名曲の数も少ないように思えました。また、お金のかかっていないドキュメンタリーということで、その点の物足りなさは残る。次回作に音楽の情緒いっぱいの映画を作って欲しいものです。
幸福な食卓
06・108分
(監)小松隆志、(原作)瀬尾まいこ、(出)北乃きい、勝地涼、平岡隆太、さくら、羽場裕一、石田ゆり子
父が突然父をやめると言い、大学受験すると言い出した。そんな家庭の中学3年の女の子は、ひとりの元気な転校生と仲良くなり、一緒の高校に進学しようと約束する。
地味な出だしで盛り上がらないなあと思いつつ、家庭が不和なのか何なのかちょっともやもやした感じ。それでもそれがもとで話は進んでいくのだが、だんだんと話の焦点が勝地くん演じる男の子の関係に移っていく。その学校生活の描かれ方は地味ながら実際の高校生活を思い出すようで良かったし、恋人役の勝地くんの前向きな姿も好印象。さすがに中学生には見えなかったが。
ただ、結局最後まで家庭内での問題が家族で解決されるという風ではなく、よそからの要因でつながりを取り戻すという、少々煮え切らない話で、特に母さんは何なのだろう。
全体的に落ち着いた感じで悪くはないのだが、話の中心である家庭についてはあまり納得できなかったので、星二つ。
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